ちよのーと

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月は聴き耳たてるでせう、 すこしは降りてもくるでせう---

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中原中也

湖上より

中原中也さんの詩「湖上」の一部分。

全文はこれ。





ポッカリ月が出ましたら、

船を浮べて出掛けませう。

波はヒタヒタ打つでせう、

風も少しはあるでせう。



沖に出たらば暗いでせう、

櫂から滴垂る水の音は

昵懇(ちか)しいものに聞こえませう、

---あなたの言葉の杜切(とぎ)れ間を。



月は聴き耳たてるでせう、

すこしは降りても来るでせう、

われら接唇(くちづけ)する時に

月は頭上にあるでせう。



あなたはなほも、語るでせう、

よしないことや拗言(すねごと)や、

洩らさず私は聴くでせう、

---けれど漕ぐ手はやめないで。




ポッカリ月が出ましたら、

船を浮かべて出掛けませう、

波はヒタヒタ打つでせう、

風も少しはあるでせう。





いや、ヤバない?

ヤバいくらいきれいすぎ。こうなんていうか、湖も少しだけ波が岸に寄せる音ってなってるじゃん。この詩を読んでる最中、あれが聞こえるかのようなきれいさ。

ヤバい。

へんしゅう

ちよしらべ

だれがいったの?

「湖上」の中で、 中原中也さんがこの名言を言ったそうです!

うぃきめも

鳥羽・伏見の戦い(とば・ふしみのたたかい、慶応4年1月3日〈1868年1月27日〉- 1月6日〈1月30日〉)は、戊辰戦争の初戦となった戦いである。
戦いは京都南郊の上鳥羽(京都市南区)、下鳥羽、竹田、伏見(京都市伏見区)、橋本(京都府八幡市)で行われた。

引用元:鳥羽・伏見の戦いより