走つてゆくのは、自転車々々々 向ふの道を、走つてゆくのは 薄桃色の、風を切つて…
いいねっ!1
春と赤ン坊より
この名言は「春と赤ン坊」っていう中原中也さんの詩の一節。
ちなみに中原中也さん自身も30歳で亡くなっているがその息子は小児結核で生まれてすぐに亡くなっている。
この詩はそんな赤ちゃんが生まれたときに中原中也さんが作った詩。斬新で雰囲気あっていいよなーと思う。
全文はこれ。
『
菜の花畑で眠つてゐるのは…
菜の花畑で吹かれてゐるのは…
赤ン坊ではないでせうか?
いいえ、空で鳴るのは、電線です電線です
ひねもす、空で鳴るのは、あれは電線です
菜の花畑に眠つてゐるのは、赤ン坊ですけど
走つてゆくのは、自転車々々々
向ふの道を、走つてゆくのは
薄桃色の、風を切つて…
薄桃色の、風を切つて
走つてゆくのは菜の花畑や空の白雲
---赤ン坊を畑に置いて
』
ちよしらべ
だれがいったの?
「春と赤ン坊」の中で、 中原中也さんがこの名言を言ったそうです!
うぃきめも
ウィキペディアを調べてみたところどうやらこの名言はまだ掲載されていないようで…。お役に立てずゴメンナサイっ!