ちよのーとにある名言・格言の説明文とタグをどなたでも加筆修正することができます。
説明文とハッシュタグの追加/削除にしか対応してないんですが、例えばもし「名言本文」や「言った人」、「作品名」の個所で間違いに気づいたならもういっそ新規追加しちゃってください。ダブってもそれはそれで、というコトで。
また、編集は後からいつでも元の状態に戻せるのでガシガシいじっちゃってくださいね。
へんしゅう
編集履歴
2022-12-22 09:52:43
中原中也さんの詩「湖上」の一部分。 全文はこれ。 『 ポッカリ月が出ましたら、 船を浮べて出掛けませう。 波はヒタヒタ打つでせう、 風も少しはあるでせう。 沖に出たらば暗いでせう、 櫂から滴垂る水の音は 昵懇(ちか)しいものに聞こえませう、 ---あなたの言葉の杜切(とぎ)れ間を。 月は聴き耳たてるでせう、 すこしは降りても来るでせう、 われら接唇(くちづけ)する時に 月は頭上にあるでせう。 あなたはなほも、語るでせう、 よしないことや拗言(すねごと)や、 洩らさず私は聴くでせう、 ---けれど漕ぐ手はやめないで。 ポッカリ月が出ましたら、 船を浮かべて出掛けませう、 波はヒタヒタ打つでせう、 風も少しはあるでせう。 』 いや、ヤバない? ヤバいくらいきれいすぎ。こうなんていうか、湖も少しだけ波が岸に寄せる音ってなってるじゃん。この詩を読んでる最中、あれが聞こえるかのようなきれいさ。 ヤバい。