ちよのーと

格言&名言を面白く紹介!

一.「これが手だ」と、「手」といふ名辞を口にする前に感じてゐる手、その手が深く感じられてゐればよい。

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中原中也

物や行為に名称を付けた段階で、それはそのもの自体の本当の意味を少なからず損なってしまい、あるいは何かしら別の意味が含蓄されてしまう、という意味なんだと思う。


だからこそ、手を手と認識する前に感じていた手。その感じ方こそが本来の「手」である、と。


うーん、深い。

中原中也さんは享年30歳という若さで亡くなっているけれど、とても20代の方が言った言葉とは思えない。

へんしゅう

ちよしらべ

だれがいったの?

中原中也さんがこの名言を言ったそうです!

うぃきめも

川端 康成(かわばた やすなり、1899年〈明治32年〉6月14日 - 1972年〈昭和47年〉4月16日)は、日本の小説家・文芸評論家。大正から昭和の戦前・戦後にかけて活躍した近現代日本文学の頂点に立つ作家の一人である。
代表作は、『伊豆の踊子』『浅草紅団』『抒情歌』『禽獣』『雪国』『千羽鶴』『山の音』『眠れる美女』『古都』など。
1968年に日本人初のノーベル文学賞を受賞するなど多くの名誉ある文学賞を受賞し、日本ペンクラブや国際ペンクラブ大会で尽力したが、多忙の中、1972年(昭和47年)4月16日夜、72歳でガス自殺した。なお、遺書はなかった。

引用元:川端康成より