ちよのーとにある名言・格言の説明文とタグをどなたでも加筆修正することができます。
説明文とハッシュタグの追加/削除にしか対応してないんですが、例えばもし「名言本文」や「言った人」、「作品名」の個所で間違いに気づいたならもういっそ新規追加しちゃってください。ダブってもそれはそれで、というコトで。
また、編集は後からいつでも元の状態に戻せるのでガシガシいじっちゃってくださいね。
へんしゅう
編集履歴
2022-12-21 08:40:33
中原中也さんの詩「暗い公園」の結びの部分を名言として切り出してみた。 「暗い公園」の全文はこんな感じ。 『 雨を含んだ暗い空の中に 大きいポプラは聳り立ち、 その天頂(てっぺん)はほとんど空に消え入つてゐた。 六月の宵、風暖く、 公園の中に人気はなかつた。 私はその日、なほ少年であつた。 ポプラは暗い空に聳り立ち、 その黒々と見える葉は風にハタハタと鳴つてゐた。 仰ぐにつけても、私の胸に、希望はなつた。 今宵も私は故郷(ふるさと)の、その樹の下に立つてゐる。 其の後十年、その樹にも私にも、 お話する程の変りはない。 けれど、あゝ、何か、何か…変わつたと思つてゐる。 』 読後感が素晴らしくいい…と思う。